ほっこりしたい時の映画 その1「シェフ 三ツ星フードトラックを始めました」感想
このところ、なんともほっこりしたくなり、ほっこりする映画を探しておりました。
そこで、色々なウェブサイトで紹介されていた「シェフ 三つ星フードトラックを始めました」を見てみました。
結論からいいますと、私的にはそこまでほっこりせず。
映画とはいえ、うまく行き過ぎで、なんだか斜めから見てしまった。
つまらない訳ではないんだけれども。
疲れた時にぼーっとしながら見るのにはよいと思いました。
全体的に明るい雰囲気だしね!
この映画を見て感じたのは、「愛嬌は最大の武器」ということ。
どんなに頭が良い人でも、仕事が出来る人でも、生きていく上で愛嬌のある人には敵わない。
愛嬌満点の主人公カールの人柄は無敵です。
それと、キューバサンドやニューオリンズのドーナツ「ベニエ」がとってもおいしそうでした。食べてみたいな!
以下、ストーリー。ネタバレ含みます!
主人公のシェフ、カールは、ロサンジェルスの老舗フレンチの料理長。
カールはバツイチ、子持ちで、超仕事熱心。料理が大好き、料理命。
そんな意欲に満ち溢れたシェフだけに、常に上昇志向。
店のメニューを進化させたいのですが、保守的なオーナーと衝突してしまいます。
料理批評家にも「進化がない」ことを酷評され、傷ついたカール。
酷評されたことに腹を立て、批評家とも大げんか。
Twitterも大炎上。店をやめてしまいます。
なかなか次の職場も見つからず、悶々としているカールに、見かねた前妻イネズが、息子パーシーと3人でイネズの実家のマイアミへ旅行することを提案。
カールは、そこで出会ったキューバサンドに感銘を受け、フードトラック(キッチンカー)で、キューバサンドを中心としたキューバ料理店をスタートします。
夏休み中のパーシー、前職場の部下マーティンにも手伝ってもらいながら、キューバサンドのフードトラックは、マイアミからロサンジェルスまで旅を続けます。
大炎上したTwitterでの告知が功を奏し、各地で大盛況となります。
フードトラックでの旅の中で、料理を通じて、カールとパーシーの親子の絆も深まっていきます。
最後には、酷評した料理批評家とも和解。
なんと、批評家出資の店のシェフとなります。
いつの間にか、前妻イネズとのよりももどり、超ハッピーエンド。
と、出来すぎた話ではありますが、料理を酷評され傷ついた気持ちをストレートに批評家にぶつけたりしてしまう大人気ない性格や、前妻や元部下からも慕われているカールの人柄は、やはり魅力的だな、と思いました。